インド・ルピーが対ドルで史上最安値を連日更新
- sigma tokyo
- 2025年12月4日
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インド・ルピーは、対ドルで90ルピーを超え史上最安値を更新した。
昨日の取引では、1ドル=90.29ルピー、前日の90.19ルピーを更新、最安値を記録した。
インドの国内総生産(GDP)は、想定を上回るペースで成長してはいるものの、米政府が課している関税とキャピタルフローが低迷していることで、インド通貨に下げ圧力がかかっている。
インド・ルピーは、年初来5.3%下げており、これは2022年以来の急激な下げとなっており、アジア通貨のなかでは最悪となっている。
同国のチーフ経済アドバイザー、V Anantha Nageswaran氏は、「この事実を無視しているわけではない」と述べている。同氏は、通貨安が国内インフレに影響を与えておらず、来年にはルピーが回復するとみている。
在シンガポールのHSBCでアジア外国為替リサーチ責任者、ジェイ・チュー氏は、貿易赤字や資産流出に関する外国為替需要が、米ドル/インドルピーを押し上げ(ルピー安)ている」とした。
同氏はさらに、「外国投資家も、インド・ルピー安を看過できない状況にある。10月にはネットベースで流入超となったが、それ以降は、大きな貿易ディールもなく、流入はとまっている」とした。海外投資家は、今年、170億ドルの資金を引き揚げている。

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