インフレ見通しの上昇、世界経済の最大リスク=BIS
- sigma tokyo
- 6月30日
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国際決済銀行(BIS)は、貿易問題をめぐる不透明感が払拭できない中で、インフレ見通しが大きく上昇することが世界経済に最大のリスク要因であり、軽視すべきではないと指摘している。
経済アドバイザーのハン・ソン・シン氏は、「現状では、インフレ見通しは極めて慎重に取り扱うべきテーマだ。インフレが現実化するようでれば、見通しも急激に上昇していく」としているとした上で、「これこそが、我々が直面しているリスクだ」としている
貿易面での不透明感が世界のサプライチェーンに悪影響を及ぼしており「「コロナ感染症拡大時に経験したような、供給障害などが起きれば、生産にも長期的な影響を及ぼすだけでなく、経済全体に価格面で甚大な被害が生じる」としている。
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