サウジ、原油価格の「長期低迷」相場を容認へ=BOA
- sigma tokyo
- 6月11日
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バンク・オブ・アメリカ(BOA)のコモディティ(商品)リサーチ責任者、フランシスコ・ブランチ氏は、サウジアラビアが原油価格の長期低位低迷に備えていると分析している。
同氏は、「短期間で急激な動きのある価格競争ではなく、長期かつ浅い値動きのものとなる」と指摘している。
サウジが主導する石油輸出国機(OPEC)と非加盟産油国は4月、供給増を決めた。これは、長年、同国が続けてきた供給の絞り込み政策からの180度転換となる。
同国は、自国の供給を絞る一方で他国が増産に走り、その結果、他国は収益を確保しており、この矛盾に苦しんでいた。
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