シラーCAPE指数が40超え、ドットコム・バブル以降史上2回目
- sigma tokyo
- 2025年12月21日
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ノーベル経済学賞を受賞したロバート・シラー教授が考案した「S&PシラーCAPE指数」が、過去一度しか経験したことがない領域に入っており、危険信号ともみられている。
同指数は、株価を「インフレ調整済みの過去10年間の1株あたり純利益の平均値」で割って算出し株価/バリュエーションの割高・割安を測るもので、40ポイントを超えた。
過去40を上回ったのは、1999年のドットコム・バブルの際のみ。1995年から99年にかけてS&P500指数は、5年連続で年間50%を超えるリターンを記録した。この背景には、現在のAI(人工知能)ブームと似たインターネットの発展が経済を押し上げていた。
日々の株価を追いかける投資家にとっては、シラーCAPE指数上昇が、過去150年で2番目に高い水準にまで上昇していることは、大きな懸念要因となる。同指数だけでなく、予想収益株価倍率は約23倍となり、25年平均の16.3倍を大きく上回っている。
必ずしも歴史が将来を予見できるものではないが、シラーCAPE指数が40を超えた1999年以降、S&P500指数は複数年の下げ相場入りし、1999年12月から2001年12月までの期間、37%下げた。
シラーCAPE指数が39ポイント/月を超えた後の相場展開をみると、S&P500指数は、その後1年で平均4%、3年では30%を超える下げを記録したこともある。

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