トランプ大統領、米国民を貧困に追い込みドル資産価値を損ねている=シタデルCEO
- sigma tokyo
- 4月27日
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米大手ヘッジファンド、シタデルの創設者で最高経営責任者(CEO)、ケン・グリフィン氏は、トランプ大統領の打ち出している施策が同盟諸国を遠ざけ、むしろ米国民を貧困に追い込んでいるだけでなく、ドル資産の価値を損ねていると指摘している。
グリフィン氏は、大統領が問題の根本を見出しているかもしれないが、彼が示している解決方法では効果がないだけでなく、米国内の製造業復活には至らない可能性が高いとしている。
同氏はこれまで、米ドルや米債、米国自体への信用を他国と「比較するものがない」ほど優れていると指摘してきた。しかし、トランプ大統領が打ち出している施策が、こうした世界からの信用を「損なっている」とみている。
「米国が持っている信頼のブランドが傷ついている。このダメージを回復するには、一生かかるだろう」としている。
グリフィン氏は、ドルの対ユーロでの下落に触れ、「ここ4週間で、ドルは20%も下落している」としている。
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