今頃は利下げに踏み切っていた、米大統領の各種政策なければ=パウエルFRB議長
- sigma tokyo
- 7月2日
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米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)のパウエル議長(中銀総裁に相当)は、トランプ米大統領が新たな政策を打ち出さなかったとすれば、すでに利下げに踏み切っていただろう、との見解を示した。
同総裁は、政策面での大きな変更がなかった場合には今頃はすでに金利引き下げを断行していたかとの質問に、「その通りだ」と回答した。
FRBは、今年に入り、金利を一度も引き下げていない。FRB幹部の多くは、トランプ関税が国内経済に悪影響を及ぼしており、再び利下げ政策軌道に戻るには不透明要素が一定程度以上に払拭されること必要だとしている。
FRBのこうした様子見スタンスにトランプ大統領は満足せずに、パウエル議長を「愚か」だとさえ批判している。
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