機関投資家、ヘッジファンド運用を増やすべき=ブラックロック

世界最大の運用機関、米ブラックロックは、世界経済の不安定化が進むなかで、機関投資家がヘッジファンド投資を増やすべきだとの見解を示した。

https://www.ft.com/content/8bef7573-357d-4d0e-b1b4-acaf30b472a6

世界経済は不安定化に加え、 ボラティリティが高まり地政学上リスクも増加している。

ブラックロック・インベストメント・インスティテュートは、「投資家は、2020年以前と比較しポートフォリオ運用資産のうち5％ポイント程度上乗せした資金をヘッジファンドに向けるべきだ」とした。

ヘッジファンド資産配分推奨の比率は、これまでで最大。

足元で機関投資家は、プライベート・エクイティやプライベート・クレジット投資運用を優先しているが、ブラックロックは、「ヘッジファンド投資は、ポートフォリオ構築のカギとなってきている」と指摘している。