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現在の金融市場、これまでの危機と同様のリスク抱える=エリオット創設者

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2月27日
  • 読了時間: 1分

米大手ヘッジファンド、エリオット・インベストメント・マネジメントの創設者、ポール・シンガー氏は、現在の金融市場が、これまで経験した危機と同様のリスクに直面していルトみている。



「現在の株式市場は、これまで自分が経験したきたものと同様のリスクを抱えている。レバレッジが高まっており、リスク許容の姿勢も強まっている。そして、この高リスク体制は、政府にも言えることだ」と指摘している。


「NIRP、つまりマイナス金利政策は、欧州と日本、スイスで実施されており、ZIRP、すなわゼロ金利政策は米国だ。この金融政策は10年程度続いており、まさに異常だ」とした。


近年ではコロナ感染症拡大後の2022年からの市場回復、あるいは2008年の世界金融危機、1973-74年の暴落を受けて米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行)が市場救済に動いたことで、市場が複雑になってきており、シンガー氏は、これがリスクを高めている一因だとしている。


同氏はまた、一部の大手ハイテク企業が人工知能(AI)開発に巨額の資金を投下していることが、将来的に見合うリターンをもたらすのか、懸念があるとしている。

 
 
 

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