米S&P500指数の夏相場、乱高下の展開へ
- sigma tokyo
- 6月23日
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米トランプ大統領が進める関税政策と中東情勢の悪化で6月の株式上昇相場に暗雲が立ち込めており、最近では史上最高値に迫った米S&P500指数の夏季相場も乱高下が予想される。
ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティテュートのグローバル株式実質資産の責任者、サミール・サマーナ氏は、「大きな誤認フェーズに入っている」と現状の相場状況を評価している。
「投資家に注意喚起しているのは、『愚かなゲームには参加しないように』とのポイントだ」とし、米株が史上最高値に迫っているものの、「今年後半までは、リスクを取るべきではない」と指摘している。
イスラエル・イラク紛争が地政学リスクを高めている。加えて、米国のイラン核施設攻撃があったことで、SPIアセット・マネジメントのマネージング・パートナー、ステファン・イネス氏は、「事態鎮静化の誤った希望」は打ち砕かれたとしている。
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