米リセッションン陥落リスクが低減、FRB利下げも延期へ=JPモルガン
- sigma tokyo
- 5月18日
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JPモルガンは、中国との関税合意により米国のリセッション(景気後退)危険性が低まったとし、今年の米国内総生産(GDP)予想を上方修正すると同時に、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)の利下げ時期を12月にまで延長した。
米国担当チーフ・エコノミスト、マイケル・フェローリ氏は、「対中国関税政策の一部が引き下げられたことで、米経済が年内にリセッション陥落するリスクが軽減された」と分析している。
「現在の状況が永続するものではないものの、実質GDPが年率0.6%プラス成長になると予想している。これは、中国との関税合意前の予想0.2%を上回るものだ」とした。
また、「リセッション陥落リスクは依然として高いが、50%以下ではある」とした。
同氏の推計によれば、中国との関税合意は、3000億ドル規模の減税に相当するという。
あらたな見通しでは、2026年第2・四半期までに失業率が4.8%でピークを打つという。
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