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米株優位の時代は終わった=BOA

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2月2日
  • 読了時間: 1分

バンク・オブ・アメリカ(BOA)のグローバル・ストラテジスト、マイケル・ハートネット氏は、世界の株式市場で米国最優位の時代が終わったとみている。



同氏は顧客向けの所管で、「米市場は例外的に高水準にあり、例外的に多くがポジションを有している。世界市場を凌駕してきたパフォーマンスは2025年で終わる」としている。


その理由の一つとして、ディープシーク・ショックを挙げている。


中国企業が開発した人工知能(AI)アプリは、既存のチャットGPTを大きく下回る価格であるだけでなく、電力消費効率性も高いとされている。ハートネット氏は、ハイテク企業によるAIインフラ投資が大きく収益に寄与するとのこれまでの見方に疑問を示したうえで、「ディープシークの登場で、AI関連設備投資見通しがピークを過ぎるだろう」とした。


米株の優位性喪失を信じる他の理由として、米連邦政府支出の縮小見通しと移民流入の減少を挙げている。


同氏によれば、連邦支出が歴史的な平均を5年連続で超えており、これが金融市場の押し上げ材料の一つになっていた。しかし、トランプ大統領政権では、政府支出が抑制されるとみている。


移民の減少は、雇用市場成長の減速につながり、経済成長にもマイナス方向の影響を及ぼすという。

 
 
 

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