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米金融市場、連邦政府赤字に危機的な結末を迎える危険性ある=ダリオ氏

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2月27日
  • 読了時間: 1分

世界最大のヘッジファンド、米ブリッジウォーター・アソシエイツの創設者、レイ・ダリオ氏は、連邦政府が抱える赤字が36兆2200億ドルにまで膨れ上がっていることで米金融市場が悲劇的な結末を迎える危険性があると警告している。



同氏は、「赤字のデス・スパイラル」に陥っていると評価している。


「赤字のデス・スパイラルは、債務者が債務返済に宛てるために借金を重ねる必要がある際に陥るサイクルの一部に相当する。そしてその後、誰の目にも明らかなことで、借金を重ねることは避けたいと考えるものだ」とした。


同氏の試算では、連邦政府は毎年1兆ドルの利子を払っている。


借金が嵩むほど債権者は、資金回収と通貨価値の下落に不安を抱くものだが、ダリオ氏は、米連邦政府が「デフォルト(債務不履行)に陥ることはない。中央銀行(米連邦準備制度理事会、FRB)が介入し、紙幣を刷ることになり、(投資家は米債などを)購入するだろう。そして貨幣価値は下がることになる」としている。


こうした状況下でリセッション(景気後退)陥落が懸念されるなかで、ダリオ氏は、分散投資の必要性を強調、「一般投資家は、通常、ポートフォリオに十分な量の金(ゴールド)を保有していない。環境が悪化する際には、金は極めて分散効果が高い資産となる」とした。

 
 
 

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