金、今後も一段の上昇を目指す可能性
- sigma tokyo
- 4月25日
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ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)のシニア・マーケット・ストラテジスト、ジョー・キャバトーニ氏は、金(ゴールド)が今後も投資家の注目を集めていくとし、一段高の可能性を見ている。
「米国での金融政策がより複雑化していることで、金市場は引き続き上を目指す展開となる」としている。
トランプ米大統領の強硬な姿勢を受け、米ドルと米債利回りは乱高下している。特に、対中国への貿易姿勢と米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)のパウエル議長(中銀総裁に相当)解任騒動が米資産市場に悪影響を及ぼしている。
キャピタル・ドットコムのシニア・マーケット・アナリスト、ダニエラ・サビン・ハソロン氏も、「市場が米国の政策への不安感をもっていることで、金は、今後も目を見張るような動きとなるだろう」としている。
さらに、「FRBへの脅迫ともみられるような言動は、すでに強気相場を形成している金に、さらに押し上げ効果を与えている」とした。
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