金価格、足元では勢い喪失も強基調は変わらず=サキソ・バンク
- sigma tokyo
- 2025年11月6日
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サキソ・バンクのコモディティ(商品)ストラテジー責任者、オル・ハンセン氏は、2週間連続の下げを記録している金(ゴールド)に足元では勢いを失いつつあるものの、ファンダメンタルズ要因には変化がなく、来年以降に上値が期待できると見ている。
同氏は、ここ2週間の下げを「熱狂から熟慮」のフェーズに移行しているとし、「2025年これまでの動きをトレーダーが再検証している」と評価している。これまでの金価格上昇の背景には、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)による利下げ、連邦政府財政状況の悪化、地政学上のリスク上昇や各国中銀による金積み増しなどがあり、同氏は、こうした要素が市場にはすでに織り込まれているとした。
中国やインドの実需が縮小する可能性がある一方で、「金投資、すなわち金塊や金硬貨、ETF(上場投資信託)意欲が依然として強い」と指摘している。
パウエルFRB議長(中銀総裁に相当)の12月利下げが不確定発言には、「投資家は、深層にある戦略的な問題が解決されていないとトレーダーは判断している。経済が一段と悪化する、いわゆるテール・リスクが軽減された可能性はあるが、長期的なディフェンシブ資産保有のロジックを崩すものではない」という。
テクニカルの側面からは、直近の下げをむしろ「健全」な展開だと評価している。

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