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4月の米株は約40年ぶりの上昇幅、一部には相場先取説も

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年5月1日
  • 読了時間: 2分

コロナ・ウィルス拡散で経済への悪影響が顕在化してから、4月に入り米株価は反発、10を超える上昇幅を記録。1987年以降では最高の、そして第二次世界大戦以降では単月ベースでは3番目のパフォーマンスを記録した。

しかしながら、ウィルス拡散に明確な収束が見えないなかで、一部の金融専門家の間では、株式市場が過度に収束見通しを先取りしているとの見方も出ている。

ソシエテ・ゼネラルのグローバル・クォンタティブ・リサーチ責任者、「今回の弱気相場での反発には不可解な点がある。今後、経済が直面するであろう複数の障壁を視野に入れると、世界金融市場が劇的に反転・上昇したこと自体が、正当化できるか適切な説明を見出すことは容易ではない」とした。

コンコード・ジェニュイティ―のチーフ・マーケット・ストラテジスト、トニー・ドゥワイヤー氏は、「経済が再開段階にかなり近づいていると見ている。米債のイールドカーブや銀行融資などのクレジット市場の動向をみる限りでは、希望が現実を上回っている。すなわち、市場が現実よりも先行している可能性を示している」としている。

ミラー・タバクのチーフ・マーケット・ストラテジスト、マシュー・マレー氏は、「すべての投資家が認識しているとおり、市場は、まっすぐ一方向に動くものではない。最初の下落(37%)からのダメージ、差し迫ったリセッション(景気後退)からすると、それほど遠くない将来、もう一段の売りがあるとみている」とした。

「これまでの歴史を振り返ると、もう一段の売りの可能性は極めて高い」とした。

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