米FRB、当面利下げ見送りへ=モルガン・スタンレー
- sigma tokyo
- 7月5日
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モルガン・スタンレーは、今後2カ月のあいだ米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)からの利下げが期待できないとの見解を示した。
トランプ大統領が攻撃的に利下げを求め、パウエル議長(中銀総裁に相当)交替にまで言及しているなかで、9月の連邦公開市場委員会(FOMC、日銀の政策決定会合に相当)でも利下げが期待できないという。
トランプ大統領は、繰り返し「最低でも2~3ポイント」の利下げが必要だと訴えている。こうしたなかで、一部のFRB当局者はハト派路線をとりつつある。
しかしモルガンは、こうした利下げ圧力に期待すべきではないと判断している。その理由として、今後発表される経済統計の内容が、利下げを合理化すべきものとはならず、むしろ、パウエル議長が言及している「様子見」を裏付けるものとなるとしている。
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