米連邦政府の赤字、投資家心理に悪影響=台湾中銀
- sigma tokyo
- 6月23日
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台湾中央銀行の楊金龍総裁は、急速に膨れ上がる米連邦政府赤字を米債自体の今後に「望ましくない」状況だと警告したうえで、トランプ大統領の関税政策が投資家心理に悪影響を及ぼしていると評している。
台湾は、5930億ドル相当の外貨準備を擁しており、そのうち80%強が米さいの形で保有している。
どう中銀はこれまで、米債が「健全」性を維持しており、投資家にとっても安全な投資先であるとの見方を示していた。また、米ドルの準備通貨としての地位が揺がないとしていた。
しかし同総裁は、トランプ大統領が繰り返し米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)の独立性を犯すような言動を繰り返していることが、金融市場には不安材料になっていると指摘している。
さらに、「トランプ2.0貿易政策によって、投資家の米債保有意欲に悪影響を与えている」としている。
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