米高金利は当面続く、債券デフォルト率も上昇へ=ドイチェ
- sigma tokyo
- 6月11日
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ドイチェバンクは、米国内の資金調達コストが当面高止まりすると分析している。企業を取り巻く環境に不透明性が増すなかで、財務面での圧力がかかることになる。
米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)の利下げが遠退いたとの見方が大勢を占めている。
金利高止まりの影響は、不良債権分野に限定されてはいるものの、インフレが継続的に高水準で推移しており、政策面での不透明さが払拭されないことから、今後が懸念される。
さらに、米長期債利回りが上昇していることも、早期利下げ期待が薄れている。
ドイチェはこうした現況から、デフォルト(債務不履行)リスク、特に投機的クラスに格付けされる債券不履行の危険性が高まっていると指摘、2026年年央には、デフォルト率が5.5%にまで上昇すると分析している。
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