金、来年には4000ドル台に上昇も=フィデリティ
- sigma tokyo
- 7月29日
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フィデリティ・インターナショナルは、金(ゴールド)強気のスタンスを維持しており、来年中には4000ドル台に上昇すると予想している。
ドル安と各国中央銀行による金準備積み増しを大きな理由として挙げている。
トランプ米大統領の関税政策が世界経済成長に悪影響を及ぼすとの見方や、地政学上のリスク高まりなどからセイフヘイブンとしての金が注目され、年初来で25%上昇している。米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)利下げ予想や、上場投資信託(ETF)に関連した動きも支援材料となっている。
マルチ・アセット・マネージャー、イアン・サムソン氏は、「FRBがよりハト派思考を強めていることから、他資産からの資金流入が期待できる」としている。同氏によれば、一部のファンドはここ1年で、ポートフォリオ全体の5%を金に振り向けているという。
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