19年の高値相場は20年米株に追い風、S&P500指数は13%上昇へ=アバロンのCIO
- sigma tokyo
- 2020年1月10日
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運用資産約90億ドルを誇るアバロン・インベストメント&アドバイザリーのチーフ・インベストメント・オフィサー(CIO)、ビル・ストーン氏は、ウォルストリート(金融街)では米株をもっとも強気視しており、年末にはS&P500指数が3675ポイントにまで上昇すると予想している。
歴史的にイランをめぐる紛争が起きた際の米株式市場への悪影響は限定的だ。
同氏は、「地政学的な問題が起きた際には、過剰に反応しないのが典型的に賢明な対応だ」とした。
同氏によれば、米国の海外へのエネルギー依存度が比較的低いことで、中東の問題がさほど国内市場には影響しないという。
同氏は、今年の企業収益が平均5~7%増収になると見込んでおり、「米経済がリセッション(景気後退)入りするとの懸念は薄らいでいく。世界経済も底打ちしたとみており、これもプラス材料となる」としている。
そのうえで同氏は、「2019年の高値更新相場が、(今年の相場に)逆風となるのではなく、むしろ追い風だ」とした。
同氏の予想に従えば、米株は、現行水準から約13%上昇する。
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