2020年の世界経済成長、低調に推移へ＝聞き取り調査

Global outlook somber for late-cycle expansion despite market joy: Reuters poll

金融機関のアナリストやエコノミストなど専門家を対象に実施した聞き取り調査では、主要諸国がリセッション（景気後退）入りを避けることができたものの、2020年の経済成長が低調になるとみられている。

ロイター通信が数百人を対象に実施した聞き取り調査で明らかになったもので、低成長予想の一因が、世界貿易の縮小によるという。

バンク・オブ・アメリカ・グローバル・リサーチのチーフ・インベストメント・オフィサー、ジョセフ・クィンラン氏は、「世界各国の中央銀行がこれまでにない対応策を打ち出しているものの、世界の経済成長とインフレは、大恐慌以降では、10年を超える時間軸で低調になっている」とした。

「リフレーションとインフレが依然として低調で、投資家と中銀のあいだでは懸念材料となっている」とした。