2020年の原油価格は弱気、19年を下回る
- sigma tokyo
- 2019年12月25日
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エネルギー・アナリストや投資銀行による来年の石油相場見通しは、決して好調とは言えない。
北海ブレントの予想レンジは、バレルあたり59~70ドルで、これには世界の需給見通しだけでなく、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国、相してOPEC+と呼ばれる産油国による協調減産も加味されている。
平均すると63ドルで、これは11月の月間平均と同水準となり、むしろ弱気とも呼べる。
米エネルギー情報局(EIA)は、「2020年のブレント平均価格は61ドル、今年の64ドルから低下する」とし、ウェスト・テキサス・インターメディエート(WTI)が、これを5.50ドル下回るとしている。
「EIAは、2020年の原油価格が2019年を下回ると予想している。これは、世界の在庫が増加し、特に上半期の増加が見込まれるためだ」としている。
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