2020年の高ボラティリティ相場、配当性向重視戦略が有望
- sigma tokyo
- 2020年1月12日
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2020年入りの株式市場ではすでに、ボラティティの高い展開となっているなかで、配当性向の高い株式があらためて見直されている。
複数の投資銀行から買い推奨を獲得している配当性向重視銘柄は、シティグループ、ベライゾンとシスコ・システムズ。さらに、こうした高配当銘柄に連動する上場投資信託(ETF)も、注目銘柄となっている。
ここまでの長期上昇相場を主導してきた成長(グロース)銘柄とは異なり、配当性向が高い銘柄は、大きな価格上昇を投資家に提供するものではない。定期的かつ安定した配当金を提供する。
特に中東での地政学ていなリスクが高まっており、中国との貿易問題も完全に解決されたわけではなく、今年は米国では大統領選を控えていることなどから、不安的な展開が想定されるなかでは、配当性向の高い株式は好まれる。
CFRAのETF&ミューチュアルファンド・リサーチ責任者、トッド・ローゼンブルース氏は、「配当重視の戦略は、継続運用を望みつつも、高ボラティリティ相場への準備も必要だと感じている投資家にとって、配当重視戦略はますます重要になってきている」とした。
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