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24日の米株史上最大の上げ、底値確認とは言い切れず

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年3月25日
  • 読了時間: 2分

24日火曜の米株市場は、史上最高の上げ幅を記録するなど底打ち期待感が出ている。債券市場の回復の兆しを示しており、ドルも弱まっており、テクニカルの側面でもポジティブな兆候が見られる。

一方で、この日の上げは、大規模な財政刺激策と米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)による大胆な施策への期待からの反転だとし、完全に底打ちしたとの見方に賛同するには時期尚早だとの意見もある。

相場の帰趨は、米国でのコロナ・ウィルス発症の進展、あるいは収束度合いによるとの意見が多く聞かれる。

クレディ・スイスの米市場ストラテジスト、ジョナサン・ゴルブ氏は、「コロナ・ウィルス症例がピークを付けた時に、まさに市場が底打ちしたと断言できる」としている。

「その時までは、ボラティリティは高止まりする」としている。

ダウ工業株30種指数は11%を超える上げを記録。これは、1933年以来。議会が、大規模な財政刺激策合意に向けて進展したとの見方が支援材料。

S&P500指数は9.4%、2008年10月以来の上昇率。

ブリークリー・アドバイザリー・グループのチーフ・インベストメント・オフィサー、ピーター・ブックバー氏は、同指数について「2300ポイントから2400にかけては、これまでも一定程度の買いを集めていた水準だ。これは、2018年12月の底値だ。これまで何度かここを上抜けしようとしてきた。市場は、短期的な悪材料は消化してきたと分析している。今後数週間は、症例が増加するとみている」としている。

同氏は、ウィルス問題が、目先の相場を動かす主要因だとしている。

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