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3分の1の州で景気後退、米経済はリセッション陥落の瀬戸際=ムーディーズ

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 8月27日
  • 読了時間: 2分

ムーディーズ・アナリティクスのチーフ・エコノミスト、マーク・ザンディ氏は、州別の経済動向を精査すると米経済全体が「リセッション陥落の瀬戸際」にあると判断できるとしている。



「複数のデータを精査した結果、おおよそ3分の1の州がリセッション陥落しているか、その可能性が高く、別の3分の1は横ばいで踏ん張っており、最後の3分の1は経済成長を続けている」と州別に評価している。


リセッション陥落リスクに直面、あるいはリスクが高まっている州は、全国規模に拡大しており、特にワシントンDC周辺が「際立っている」という。これは、連邦政府が大幅人員削減に関係しているという。


米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)によれば、年初から5月にかけて、首都ワシントンDC、メリーランド州とバージニア州では、約2万2100人の連邦職員が職を失っている。トランプ政権下で新設された連邦効率化省による支出削減に向けての取り組みだとされている。


ザンディ氏は、ウェストバージニア州、アイオア州、メイン州、ニュージャージー州とサウスダコタ州は、この順番通りに高いリセッション・リスクを抱えているとしている。


首都DCを含む合計22州が「リセッション入り/高リスク」で、13州が「瀬戸際」、16州が「拡大」しているという。


「南部諸州は概ね堅調だが、成長ペースは鈍化している。カリフォルニア州とニューヨーク州は堅調で、この2つで米全体の国内総生産(GDP)の5分の1を占めており、両州の安定推移が全米経済のリセッション回避に重要だ」としている。

 
 
 

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