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4日の米株が1100ポイント高、バイデン大統領候補優勢でヘルスケア銘柄が買い集め

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年3月5日
  • 読了時間: 1分

4日水曜の米株式市場は、大きく上昇。民主党大統領候補選挙が集中する、いわゆるスーパーで、バイデン元副大統領候補が大きな勝利を収めたことが、特にヘルスケア銘柄を押上げ、ダウ工業株30種指数は1100ポイントの上げを記録した。

ダウは、前日比1173.45ポイント、4.5%高の2万7090.86。S&P500指数は同4.2%、ナスダック総合指数は3.8%、それぞれ上昇している。

ダウが前日比1000ポイントを超えての上昇は、過去3営業日中で2度目となる。

4日の反転で、米主要3指数がすべて、52週間高値から10%を超えて下げる下値調整安局面を脱したことになる。ナスダックは、年初来プラスに転じている。

中道派のバイデン氏勝利で、ヘルスケア銘柄が大きく上昇している。S&Pヘルスケア・セクターは、前日比5.8%高と2008年以来の大きな上げを記録した。個別銘柄では、ユナイテッドヘルスケア、センティーンがそれぞれ10.7%と15.6%上昇した。

ヤルデニ・リサーチの社長、エド・ヤルデニ氏によれば、サンダース候補が勝利した場合には、富裕層向けの税率を大幅に引き上げるとみられており、資本市場には不安視されていたという。また、ウォーレン候補は、大手銀行とハイテク企業の解体と法人税引き上げを主張しており、金融市場には警戒されている。

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