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9月の米FRB大幅利下げ、最新PPIで遠退く

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 8月16日
  • 読了時間: 1分

最新の米卸売物価指数(PPI)が事前予想を超えたことで、これまで主流だった9月の0.5%ポイント利下げが遠のいたとの見方がでている。



米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)は、9月の連邦公開市場委員会(FOMC、日銀の政策決定会合に相当)で大幅な利下げに踏み切るとみられていた。べセット財務長官は、今週、9月から大幅利下げサイクルを始めると述べていた。


最新のPPIは、前月比0.9%、前年同月比では3.3%上昇している。事前予想は、それぞれ、0.2%と2.5%上昇が見込まれていた。


PPI以前に公表された他の経済統計、特に、食料品価格の上昇やサービス部門の数値からインフレが進行していると分析されていた。


ゴールドマン・サックスは、関税関連コスト上昇のうち67%相当を消費者が負担することになると分析、従来推定の22%から負担分を大きく引き上げており、インフレが全面的に進行する可能性を示している。


さらに最新PPIでもインフレ進行が示唆されたことで、9月の0.5%ポイント利下げよりも、0.25%利下げが有力となっている。


マホーニー・アセット・マネジメントの最高経営責任者(CEO)、ケン・マホーニー氏は、「最新PPIは、先週の雇用統計とはことなり(積極利下げには)不利な内容だ」と分析している。




 
 
 

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