CAT債券ETF、一般投資家にも運用機会
- sigma tokyo
- 4月15日
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米債市場が大きく上下している現状にあって、通常では取引金額が大きく一般投資家は手を出しにくい債券だが、特にCATボンドと呼ばれる上場投資信託(ETF)を通じた運用機会が出てきた。
たとえば、ニューヨーク証券取引所に上場しているブルックマウント・キャタストロフィック債券ETFがある。
同社のチーフ・インベストメント・オフィサー、イーサン・パウエル氏は、「15年、20年前のキャタストロフィック債券クラスの市場規模は100億ドル程度だったが、今では500億ドル規模にまで膨れ上がっている」と投資機会の拡大ぶりを説明している。
同社の予想では、2030年までに同市場が800億ドル程度にまで拡大するという。
CAT債とは、大規模な自然災害の際に元本の償還が免除されるもので、一般債券よりも利回りが高く設定されているケースが多い。
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