IMF、トルコの金融緩和を「行き過ぎ」と批判
- sigma tokyo
- 2019年12月29日
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国際通貨基金(IMF)は、トルコの金融緩和が「行き過ぎている」と批判、財政政策を中心と下経済運営を求めた。
トルコ・リラが大きく下落しており、これを食い止めるために多額の資金を費やしたこともあり同国財政が著しく悪化している。今年9月、同国政府は、財政赤字予想をこれまでの806億リラから1250億リラと赤字拡大方向に修正した。
IMFは、「最新の財政刺激策で経済が回復に向かっているものの、財政赤字は拡大している。IMF理事会は、中立的な財政スタンスを取るよう推奨する」とした。
インフレ見通しが依然として高水準にあることから、経済政策は、インフレ抑制に注力すべきだとしている。
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