IMF、今年の経済成長予想を下方修正
- sigma tokyo
- 2019年4月10日
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国際通貨基金(IMF)は、貿易摩擦のリスク高まりや米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)による金融政策タイト化の可能性などを理由に、再び2019年世界経済成長見通しを下方修正した。
今年の成長率予想は3.3%、これまでの3.5%から下方修正された。
2020年には、3.6%に拡大成長するとしている。
現在、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新NAFTと呼ばれる、米国・メキシコ・カナダの貿易協定は昨年、トランプ大統領が署名したものの、米議会での承認がまだ得られていない。
加えて、米中の貿易摩擦も依然として解決されていない。
IMFは、リスク・バランスが下振れ方向に傾いている。意見の相違を埋められず、関税引き上げになれば、原材料の輸入コストや資本コストの増大につながり、最終製品にも悪影響が生じることになる」とした。
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