JPモルガン、仮想通貨ビットコインが「内包価値」を超えて上昇と警告
- sigma tokyo
- 2019年5月21日
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JPモルガンは、仮想通貨のビットコインが最近の反発局面で、「内包する価値」を超えて上昇していると警告した。
JPモルガンは、分析レポートで、「ここ数日、価格は、コストを上回って大きく上昇している。実体価格と内包する価値との格差は、2017年終盤の急騰場面に似通っている。その当時は、結局、実体価格が下落することでこの格差を埋めた」とした。
JPモルガンは、ビットコインをコモディティ(商品)と想定し、コンピュータによる作業、電子・電気にかかる費用、ハードウェアなどから算出した「製造コスト」をはじき出したうえで、実体価格と比較したという。
「現在の仮想通貨の適正価格、あるいは内包する価値を、現状水準と比較すると、明確な行き過ぎがある。一部のリサーチ・アナリストは、現状の価格水準を正当化するようなファンダメンタル材料が見当たらないとし、ほかのアナリストは、適正価値から大きく離れた水準にあると分析している」とした。
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