JPモルガンとANZ、韓国の19年GDP成長予想を下方修正

Economists downgrade GDP forecasts for South Korea after disappointing first-quarter data

Several economists, including one from U.S. banking giant J.P. Morgan, have downgraded their 2019 growth forecasts for South Korea, after an official estimate showed the north Asian economy unexpectedly shrank in the first quarter.JP

JPモルガンを含む複数のエコノミストは、韓国の2019年国内総生産（GDP）成長率予想を下方修正した。

同国の第1・四半期GDPは、予想外に前期比0.3％のマイナス成長となった。事前予想では、マイナス成長を予想していたアナリストは、ゼロだった。

前年同期ベースでの事前予想では、年率2.5％成長とされていたが、実績では1.8％成長にとどまっている。

JPモルガンのエコノミスト、セオク・ギル・パク氏は、今後の複数の四半期でGDP成長が「大きく反転する」としているものの、通年の成長率予想を2.4％とし、これまでの2.6％から下方修正した。

昨年実績は、2.7％。

オーストラリア・ニュージーランド銀行（ANZ）は、成長率予想を2.5％から2.2％に引き下げている。