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PER、必ずしも有効な投資判断材料とはならず=BOAM

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年6月2日
  • 読了時間: 1分

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BOAM)は、株価収益率(PER)が投資判断に有効な手段ではあるものの、利益を確保する確実な方法ではないとの報告書をまとめた。

BOAMが投資家を対象とした調査では、80%がもっとも信頼している投資判断基準に予想PERを挙げている。

これとはまったく矛盾する事実は、2010年以降、PERが低い、つまり投資魅力がある銘柄が市場全体を下回っていることにある。

「低PER銘柄は、14年連続でもっとも信頼されている投資判断材料だ。しかし、今回の強気相場においても、低PER銘柄のパフォーマンスは芳しくない」としている。

株価収益率(PER)とは、現在の株価を1株利益(EPS)で割ったもので、予想PERは、業績予想と予想EPSとの換算。

BOAMによれば、低PER銘柄が史上を下回る成績となっている理由の一つには、かなり多くの投資家がPEを根拠に資金を投下していることで、投資判断におけるPERの有効性が薄れ、株価に十分に織り込まれている可能性があるためだという。

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