VIX指数コール・オプションが大幅増、将来の下げを示唆か
- sigma tokyo
- 2019年8月4日
- 読了時間: 1分
CBOEのボラティティ(VIX)指数、あるいは「恐怖指数」のコール・オプション(買う権利)への資金投下が目立っている。
30日のインプライド・ボラティティで構成される同指数は、コール・オプションが積みあがることは、将来の現物株価が下がる方向でトレーダーが見ていることを示す。
マクロ・リスク・アドバイザーズのデリバティブ(金融派生商品)ストラテジスト、マックスウェル・グリナコフ氏は、「(先週の)FRB(米連邦準備制度理事会、中央銀行に相当)決定を控え、VIXコールに大きなポジションが建てられていた。2018年の『ボルポカリプス』以来、まとまった取引があった」とした。
『ボルポカリプス』とは、2018年2月に爆発的に増加したボラティリティを呼ぶもので、その際には、ダウ工業株30種指数は、1000ポイントを超えて下げていた。
7月16日以降、8月/9月限VIS指数コール・オプションは、約130万枚の新規ポジションが購入されている。
コメント