アジア太平洋地域の銀行見通し、「ネガティブ」に引き下げ=フィッチ
- sigma tokyo
- 2020年3月31日
- 読了時間: 1分
格付け機関、フィッチ・レーティングスは、アジア太平洋地区の銀行の業績維持が厳しい状況にあるとし、コロナ・ウィルス拡散の悪影響によるものだ、との見方を示した。
フィッチは3月初旬、同地域の10行の格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げていた。これは、同社が格付け対象としてする全17行の見通しが「ネガティブ」となった。
同地区の銀行レーティングス担当責任者、ジョナサン・コーニッシュ氏は、銀行格付け見通し引き下げが必ずしも経済そのもの不安定性を示すものではないとしている。
「(銀行格付け見通しが経済にとって)リスクだとは言明していない。銀行の業績パフォーマンスとの観点からすれば、2020年から2021年にかけて弱含むと予想している。しかしながら、銀行は、主にエマージング(新興)諸国でのいくつかの例外を除けば、概ね健全だ」とした。「
コメント