アジア太平洋市場に投資機会=メドレー・グローバル幹部
- sigma tokyo
- 2020年2月21日
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米S&P500指数、ナスダック総合指数が今週、再び史上最高値を更新するなど、強気な展開が続く米市場だが、アジア太平洋地域など投資リターンが期待できる市場は、海外にも存在する。
メドレー・グローバル・アドバイザーズのグローバル・マクロ・ストラテジー担当マネージング・ディレクター、ベン・イモンス氏は、「コロナ・ウィルスがもたらした不透明さのなかで、米株市場、債券市場とドルはその価値をあげている。しかし、諸外国にも魅力的な市場がある」とした。
「ウィルスの影響を大きく受けている市場、特にアジア太平洋地域には投資妙味がある」としている。
例えば、中国企業に連動する最大の上場投資信託(ETF)、FXI中国大型株ETFは、1月中旬の高値以降13%下落したが、底値からはすでに7%反騰している。
「中国当局が打ち出しているあらゆる刺激策に注目すべきで、これらを考慮すれば、まさに絶好の投資機会があると分析している」とした。
同氏は、他にも韓国、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシアとフィリピンを推奨している。
同氏が推奨する米国・外国の投資比率は、4対6で海外投資比率を引き上げべきだとしている。
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