アジア経済成長予想を下方修正、インドと中国の低迷が主因=アジア開発銀行
- sigma tokyo
- 2019年12月11日
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アジア開発銀行は、アジア地域の今年と来年の経済成長予想を下方修正した。中国とインドの成長低迷が地域全体に悪影響を及ぼすという。
2019年と2020年アジアの開発国経済成長予想は、これまでのそれぞれ5.4%と5.5%から5.2%に引き下げられた。
中国の今年の成長予想は6.1%、来年は5.8%とされている。これまでは、それぞれ6.2%と6.0%。米国との貿易摩擦と豚肉価格の高騰が家計消費に響いているという。
アジア開銀のチーフ・エコノミスト、澤田康幸氏は、「アジア開発国の経済成長は依然としてしっかりとした足取りではあるものの、貿易問題が未解決であることが圧力をかける形となっており、長期的な経済見通しには最大のリスクだ」とした。
2019年インド経済成長予想は、これまでの6.5%から5.1%に、また来年は7.2%から6.1%に下方修正された。
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