アルゼンチン金融市場の崩壊、デフォルト懸念が増大
- sigma tokyo
- 2019年8月15日
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南米第2位の経済大国であるアルゼンチン金融市場が崩壊したことで、ふたたび同国がデフォルト(債務不履行)に陥るとの懸念が拡大している。
10月大統領選挙を前にした予備選で現職大統領が予想外の大差で敗れたことで、同国株式市場は48%下落、1950年以来、史上2番目の単日下げを記録している。
この予備選の結果を受けて、同国政府債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は、3倍にまで膨れ上がっている。5年物アルゼンチン政府債のCDSは、昨日14日には、2720ベーシスポイントにまで拡大、前週末は1017だった。
HISマーキッツの最新推計では、今後1年以内に政府債がデフォルトする確率は、55%にまで拡大している。
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