インドネシアの格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げ=S&P
- sigma tokyo
- 2020年4月19日
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S&Pグローバル・レーティングスは、インドネシアの格付け見通しを、従来の「ステーブル」(安定的)から「ネガティブ」(将来の格下げの可能性を示す)に変更した。
コロナ・ウィルス拡散に対応するための政府支出がかさんでいることが、見通し引き下げの一つの要因。
S&Pは昨年5月、同国のソブリン債務格付けを「BBB」(トリプルB)に引き上げていた。フィッチ・レーティングスとムーディーズ・インベスターズ・サービスも同様に格上げ措置をとっていた。
しかしながら、今回、格付け見通しを引き下げたことで、将来の格付け変更の可能性が出てきた。
「インドネシアの対外的な状況は、ルピア下落などにより大きく悪化している。国が抱える債務も肥大化していることも懸念材料だ」とした。
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