インドネシア中銀が想定外の利下げ、アジア各国に拡大する可能性も
- sigma tokyo
- 2019年8月26日
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インドネシア中央銀行が想定外の利下げに踏み切り、アジア各国が緩和政策に大きくかじを切った形となった。これを受けて各国中央銀行が、競争的な利下げに踏み切る可能性が出てきたとみている。
同中銀は、政策金利を0.25%ポイント引き下げ5.5%とした。
ロイター通信が実施した事前聞き取りでは、19人のエコノミストのうち、17人が政策金利維持を予想していた。
ペリー・ワルジヨ総裁は、先週金曜23日、利下げの余地があると説明していた。これは、同国インフレ率が2.5~4.5%にとどまるとの見通しによるためだとしていた。
同総裁は、「今回の措置は、成長モメンタムを維持するための予防的な措置であり、世界経済見通しが下振れするリスクに対応するためのものだ」とした。
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