インド中銀、経済成長予測を5.0%に下方修正
- sigma tokyo
- 2019年12月5日
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インド準備銀行(中央銀行)は、来年3月までの2019年度国内総生産(GDP)成長予想を、10月の6.1%から5.0%に下方修正した。
「金融状況が改善し、早期の貿易問題解決があれば成長予想を引き上げることもあるが、内需回復の足取りが重く、世界的な経済動向の一段の低迷もあり得ることに加え、地政学的な緊張激化が下振れリスクだ」としている。
7-9月のGDP成長率は4.5%にとどまっている。これは、2013年以来の最低水準。
野村證券の日本を除くアジア・インド担当チーフ・エコノミスト、Sonal Varma氏は、史上予想を大きく超えるインド経済成長の低迷が、景気循環と構造的な問題にあると分析している。
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