コメルツ、金の年末目標価格を1800ドルに引き上げ
- sigma tokyo
- 2020年4月21日
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コメルツバンクは、コロナ・ウィルス拡散の経済的な影響で、金(ゴールド)のセイフヘイン(安全への逃避)と「人生の最後の手段」としての価値が見直されているとし、予想価格を引き上げた。
現在1700ドル前後で取引されている金のあらたな目標価格は、1800ドル。
金は、3月中旬の安値から約300ドル上昇している。コメルツ銀はこれを、米ドルが比較的堅調に推移しているなかでは「驚くべき」パフォーマンスだと評価している。
アナリスト、カースタン・フリッツ氏は、「通常、これ(ドル高)は、金価格には圧力要因となる。しかし、ウィルス騒動が今後どのような形で進展していくのか、まったく不透明ななかで、かつ、その経済的な影響を推し量るのはほぼ不可能ななかで、金は、ドル動向にかかわらずしっかりと推移する。金は、セイフヘイブンの性格を持っている」とした。
コメルツは、金が、さまざまな通貨に対してすでに史上最高値を付けていると指摘している。
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