ゴールドマン、商品投資に慎重にと警告
- sigma tokyo
- 2019年3月7日
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ゴールドマン・サックスは、年初からのコモディティ(商品)価格上昇の勢いが失せてつつあり、投資家は、特に原油や非鉄金属のロング(買い建て)には、データ等を注視する必要があると警告した。
コモディティは、昨年12月に大きく売り込まれた後、今年に入り12%上昇している。
ゴールドマンのアナリストは、ファンダメンタルズからみた需給関係から、コモディティ価格の一段の上昇余地があるものの、こうしたデータが、大きな上昇を担保するかどうか、定かではないしている。
これまで最長となる連邦政府の機能停止などの悪材料をすでに消化している一方で、中国は、より緩和気味の金融政策をとっている。しかしながら、ゴールドマンは、慎重な姿勢をとるべきだとしている。
「コモディティには、一段の上昇余地があるように見えるが、現在のファンダメンタルズからすると、もはや、大きく過小評価されていると考えられるような水準にはない」としている。
「コモディティ・ロングとした場合の現在のリスク・リワードは、数カ月前と比較するとかなり低まっており、コモディティにはニュートラルのスタンスをとるべきだ」としている。
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