サウジ財務相、財政悪化観測を全面否定
- sigma tokyo
- 2019年12月10日
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サウジアラビアのジャドアーン財務相は、同国の財政が悪化しているとの観測を全面否定、世界の多くの国よりも財政面で余裕があると主張した。
財政悪化の観測について同相は、「資金が枯渇しているわけではない」と全面否定した。
先月、米中央情報局(CIA)の元長官、デビット・ペトラウス氏は、サウジが「徐々に資金を失いつつある」とし、同国のソブリン(政府)ファンドの資金難を指摘していた。
同国ソブリン・ファンドは、運用資金を公開していない。インスティテュート・オブ・インターナショナル・ファイナンス(IIF、国際金融協会)は6月、同ファンドの資産を約3200億ドルとしていた。
同相は、同国が保有する外貨準備高が世界第3位に相当するとし、「かなり大きな資金」と「数多くの資産」があるとした。
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