ジャンク債のデフォルト率、10%とこれまでの3倍超に増加へ=S&Pグローバル
- sigma tokyo
- 2020年3月21日
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S&Pグローバル・レーティングスは、コロナ・ウィルス拡散により、投資不適格級債券、いわゆるジャンク債の危険性が高まっており、こうした高利回り債保有に警鐘を鳴らした。
今後12カ月でデフォルト(債務不履行)率は、10%に達するとしている。2019年末時点での同比率は3.1%で、そこから3倍超に膨れ上がることになる。
ニック・クレイマー氏は、「今年の米景気後退(リセッション)は、投機的水準債の状況が歴史的にも流動性スクイーズの観点、あるいは企業業績低下の観点から大きな変動する可能性がある状態に起きている」とした。
ウィルス拡散の影響により、一部では、米国内総生産(GDP)が前年から10%も低下するとの指摘もある。
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