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タイ・バーツが上昇、対ドルで6年来の高水準に

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年10月28日
  • 読了時間: 1分

タイ中央銀行がいくつかの施策を打ち出しているものの、バーツ高を止めることができず、6年来の高水準にある。

バーツは足元の取引で1ドル=30.187バーツ、2013年5月以来の高値にある。年初来では7.8%上昇となり、エマージング(新興)諸国通貨の中では、ロシア・ルーブルを上回る上昇率を記録している。

タイのSavanayana財務相は、10月9日、同国中銀に「対応」するよう強く求めていたが、同中銀は、効果的な施策を打ち出すことができていない。

ゴールドマン・サックスの分析によれば、バーツは、財務状況が健全であることなどから、セイフヘイブンとしての意味合いが強まっている。国際通貨基金(IMF)は、今年のタイ国内総生産(GDP)成長率を6%弱としている。これは、日本の倍となる。

同国の外貨準備高は2200億ドルで、これは、同国の輸入代金で換算すると、12カ月を超える額に相当する。インフレは現在、0.3%でほぼ無視できる状況にあることが、タイ・バーツの魅力拡大に寄与している。

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