タイ経済、バーツ高と政治問題からの悪影響懸念される
- sigma tokyo
- 2019年10月26日
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タイのランシット大学経済ビジネス・リサーチ・センター・フォー・リフォームの理事、Anusorn Tamajai氏は、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)による利下げが、ドル安/バーツ高を招き、これがタイ経済に悪影響を及ぼすとみている。
同氏によれば、タイ・バーツがセイフヘイブンの買いを集めており、特に輸出業者には圧力をかけているという。
タイ中銀は、バーツ高抑制に向けて複数の施策を打ち出す準備を進めているなかで、バーツは対ドルで6年来の高値を付けている。
タイ国内では、憲法改正に向け意見が対立しており、同氏は、これが消費者信頼感だけでなく、投資への信頼性にも悪影響が出ると懸念している。
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