トランプ関税、米企業の収益に悪影響も
- sigma tokyo
- 2月1日
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トランプ米大統領が牽制している関税引き上げにより、逆に国内企業の収益に悪影響を及ぼす可能性があるだけでなく、インフレを加速させる危険性もある。
同大統領は、早ければ2月1日にもカナダ、メキシコと中国に対する輸入関税引き上げに踏み切る可能性がある。
メーサロー・エクイティ・マネジメントの最高投資責任者、レオ・ハーマン氏は、「(トランプ関税問題は)表現内容が日々変わることが多く、期待値自体も日々変わり相場変動要因になっている」と不安定さを表現している。
「関税率がこれまでの想定を上回る水準で提示されれば、1日、あるいは2日のあいだは、リスク・オフ取引が相場を支配することになるだろう」と指摘している。
バークレイズは、トランプ関税が実行に移されれば、S&P500採用企業の収益に2.8%の押し下げ効果が生じると試算している。
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