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ドラッケンミラー氏が指摘する一気に弱気相場入りする3つの要因

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年2月21日
  • 読了時間: 2分

ソロスファンドの運用で名を馳せた著名な投資家、スタンレー・ドラッケンミラー氏は、現在の強気相場を覆し、一気に弱気相場入りする3つの要因があると指摘している。

それは、政治的な課題、インフレ、そして30年に渡りニュースレター「ガートマン・レター」を発行してきたガートマン氏の指摘だという。

「政治的なイベント(大統領選挙)があり、仮に政権交代があれば、政策面で、市場には大きな影響が想定される。一気に弱気市場に突入するような事態となる。完全に強気相場の終焉となるかは定かではないが、弱気市場入りすることは確実だ」とした。

またインフレについては、「年末までに物価が上昇するようであれば、FRB(米連邦準備制度理事会、中央銀行に相当)が金融政策の引き締めに転じる」とした。

さらにこの影響が「クレジット(信用)市場にまで波及すれば、現状の低金利状態から全く異なる絵面となる」としている。

最後は、廃刊を発表したガートマン氏の最後の予言で、弱気市場が近づいてきているとするものだ。

同氏は、弱気市場入りすれば、「かなりのダメージを与え、あらゆる分野に悪影響が及ぶ」としている。同氏は、現在の相場を「幼児的」だとしている。

この「幼児的相場」の表現は、1960年代にアダム・スミス氏が使ったフレーズで、「多くの利益を獲得している投資家の大半が、最後の弱気相場を経験していない人々であり、相場について誤った認識を持ち、過度に過信し、新たな恐れを知らないタイプ」だという。

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