ドル、トランプ大統領の政策不安に下げ基調
- sigma tokyo
- 3月14日
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トランプ米大統領が打ち出す経済・貿易施策がドルの信頼感を損ねている。
ドル死すうは、昨年10月16日以来の低水準にまで下落している。トランプ米大統領が実際に政権を担当した1月20日以降では、約5%下げている。
米株価が下げるなかでのドル安について、マッコーリーのグローバル外国為替金利ストラテジスト、セリー・ワイズマン氏は、「世界の安全保障を確保するこれまでの米国の役割を放棄しているような姿勢が見えるため、ドルは、セイフヘイブンとしての地位を永遠に失いつつある」としている。
他方で、ここ最近のドル下落は、ドイツや欧州各国政府が財政拡充と政府支出増の計画を打ち出していることで、ユーロが上昇、これがドル下落につながったという。
また、ウクライナ軍事侵略が終結する可能性がでてきたこともユーロにはプラス。
別のセイフヘイブン通貨とみられる円も、上昇している。
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